このユニットがアイドルシーンにおいて圧倒的に異色の存在といえる理由は、アイドルとメタル音楽の融合をコンセプトとしているという点だけでなく、その売れ方がかなり特徴的であるからだ。
立教大学教授・有馬賢治氏は、彼女たちが巻き起こす現象を次のように解説する。
「かつて日本は、ファッションやライフスタイルなどの文化は輸入一辺倒でした。それが90年代に入り、
アニメなどの『オタク』ムーヴメントをはじめ輸出の動きが見えるようになり、最近ではそういった日本独自の文化が『クールジャパン』として海外の人々からも注目されています。
BABYMETALの場合は、日本で大きく取り上げられていなかったにもかかわらず、海外進出をきっかけとして先に欧米諸国から評価されるという逆輸入現象を起こしました。
日本のアイドル業界では前例がないのではないでしょうか」
アイドル文化が日本ほど定着していない欧米でそのコンセプトや演出がウケ、昨年はワールドツアーを敢行し大盛況に。
さらに今年8月にはグラストンベリーに並ぶイギリス最大級の野外ロックフェス「Reading and Leeds Festivals」で、
同フェスティバル史上最年少でのメイン野外ステージに出演予定と勢いは衰えない。
昨年には日本でも2日連続の東京・武道館公演を成功させており、AKB48やももいろクローバーZなどに比べると知名度は劣るものの、国内で着実に人気を得ているBABYMETALは、マーケティング的にどう分析できるのだろうか。
「まず一つは高品質戦略が挙げられます。バックバンドを一流のミュージシャンで構成し、本場の人々をうならせる演奏をする。
さらに持ち曲が少ないがゆえに、メンバーが一曲一曲を練習によってしっかりと成熟させ、玄人でも受け入れられるクオリティでファンに楽曲を届けることができるのです。
質重視の海外オーディエンスは、『ハイクオリティのサウンドをバックに少女たちがパフォーマンスをしながら歌っている』という点に新鮮さを覚え、
熱狂したのだと思います。逆輸入的にブレイクするとは運営側も想定していなかったでしょうが、アイドルとは違う売り出し方をしたことが、人気を得た大きな理由です」(同)
●AKB48は株式会社制度に倣ったマス・マーケティング
では、同じアイドル界で現在大人気を誇るAKB48やももクロとは、ビジネス戦略的にどのような違いがあるのだろうか。
「一般的なアイドルの代表格であるAKB48は、できるだけ多くの人をターゲットにオープンに情報等を開示していく、いわゆるマス・マーケティング型です。
毎年行われる選抜総選挙も、『選挙』という言葉に惑わされがちですが、CDをたくさん買った人ほど多くの投票権を持てるといういわば『株式の議決権』に近い特性を利用し、
マスを対象に商品を手に取ってもらうのが戦略。さらに、バラエティに限らず、あらゆるテレビ番組にメンバーが露出して広く存在を浸透させようというメディア戦略が顕著なところもマス・マーケティング的です」(同)
ちなみに、ももクロも同じくメディア露出が多いような印象があるが、AKB48とは少し戦略が異なるという。
「ももクロはどちらかというと、イベント・ベースド・マーケティングという、イベントを主導にして商品やサービスを提示していくスタイルです。
ライブで多くの人を集客して、そこでグッズなどで売り上げを上げていこうというものでしょう。
その方針と確かな実績、スキルがあって、国立競技場や日産スタジアムに数日間で何十万人という顧客を集めることができる。
つまり、マスを狙いつつもイベントで収益を上げようとするのが、ももクロといえます」(同)
(>>2以降に続く)
では、この2グループと比較し、BABYMETALの戦略は、どのように分類されるのだろうか。
「メディア露出は2グループよりも少なく、さらに公式サイトでも情報開示が決して多くはないため、非常にクローズドで限定的マーケティングだと考えられます。
さらに、運営側がヘッドバンギング等のライブでの“ノリ方”を提示したり、来場者に対して男性限定ライブでは顔を真っ白にしたりするなど、ある種のドレスコードを提案して、それに賛同できる人だけ参加させるという高圧的なマーケティングスタイルも特徴的です。
これはマスを対象とすればなかなか取れない戦略であり、一定の限定されたファン層を対象とし、
かつ『海外で評価された』という実績があるからこそできる、商品の売り出し方、ハイ・プレッシャー・マーケティングだといえます」(同)
有馬氏はBABYMETALを「今年最もヒットが予想されるもの」のひとつに挙げるが、彼女たちの動向は要注目といえよう。
(解説=有馬賢治/立教大学経営学部教授、構成=A4studio)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150510-00010003-bjournal-ent&p=2
窓際社員の妄想がなぜかバカ当たりしちゃって現在進行中
あえていえば「やりたいことしかやらない」っていう戦略
デカいアミューズだからその気で売り出せばタイアップデビューなど
簡単にできるだろうに
KOBAMETALってのが、いつもは三つ編みにしてて、メタラーの中では一番人気
メンバーの女の子よりもバンドがメインみたいなとらえ方をされてたりする
ベビメタ曲でもアメリカだとテクノポップっぽい曲がウケたりヨーロッパではメタル色の強い曲が人気だったり
色々な楽しみ方が出来るのが強み
一度で四度美味しいぐらいに色んな要素が
混ざり合っててお得感みたいなのはあるな
それにアジア的ロリ要素がプラスされたからウケてるんじゃないの?
思いっきりアイドルやってただろ
割と最近のラウド系の流れも汲んでますっていうのは改めで強調した方が良いのでは
敢えて新曲を出す必要がないよね
練りに練って納得したものだけを出せばよろし
どう考えても期間限定なのが残念
コンセプトの勝利なのは確かだけど海外でも通用する楽曲とパフォーマンスは凄いと思う
散々メタルを聞いてきたやつにとっては新鮮さがない
やっぱギミチョコのようなべビメタにしかできない曲がもっとほしい
本当新曲出す必要が全くないよねw
他のアイドルは多忙すぎて可哀想になってくる
普通のメタルラウド好きの客層てのが今までの日本のグループとは全く違う所
日本文化好きも居るが比率はそう多くない。
クマムシなんかより全然すごいんだから
プロデューサーが言ってるんだから間違いないだろ
もうアイドルじゃない
ももクロも同じ
それが突然市民権を持ちだす
BABYMETAL – Road of Resistance – Live in Japan –
いちいちクオリティが高い
映像エフェクトの効果もいい感じ
RoRはIZDのようなトリに使えるキラーソングとして重宝しそうだな。
ずっと何回も聞いてられるというのがあるぐらいだから
楽曲的にも魅力があるんだろう
引用元: http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1431219255/
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