1: 2016/11/05(土) 16:32:43.13 _USER9
このメタル・ダンス・ユニットは2010年の活動開始以来、国内で支持を拡大しつつ、海外進出を果たした。その後は、逆輸入のような形でさらに注目度が高まり、人気が増幅してきた。東京ドーム公演は現時点までの集大成といえる一大エンターテインメント・ショーだったし、BABYMETALの海外での成功を印象づけた、今年4月のイギリスでのウェンブリー・アリーナ公演を収録したDVD『LIVE AT WEMBLEY』も11月23日にリリースされる。また、彼女たちは、アメリカの大物ロック・バンド、レッド・ホット・チリ・ペッパーズが12月に行うイギリス・ツアーにスペシャル・ゲストとして参加する。快進撃はまだ続きそうだ。
それにしても、BABYMETALがこれほどまでの成果を上げると予想した人が、初期にどれだけいただろうか。デビュー曲「ド・キ・ド・キ☆モーニング」は、アイドル・ポップスとヘヴィ・メタルを強引に合体させたアレンジで、いかにも企画モノという第一印象だった。
AKB48のブレイク後、多数のアイドル・グループが競争を繰り広げるなか、音楽面でも様々なチャレンジ、実験が試みられた。ももいろクローバーZの「猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」」にはいかにもメタルなギター・ソロが挿入され、後に彼女たちはアメリカの老舗ハード・ロック・バンド、キッスとコラボ・シングルを発表した。でんぱ組.incはアメリカのヒップホップ・ユニット、ビースティ・ボーイズがやかましいバンド・サウンドで録音した「サボタージュ」をカバーし、BiSがノイズ・バンドの非常階段とコラボしてBiS階段を結成したりもした。
アイドルという存在が真ん中にいるのであれば、どんな傾向のサウンドでもアイドルの曲として成立するはず。そんな姿勢でサウンドの選択肢が広げられていったわけだ。しかし、多くのグループにとって、アイドル的な「カワイイ」と対照的なやかましい音というのは、基本的には飛び道具として扱われ、いろんな曲調を歌うなかでの一つ、あるいは一時的な企画と位置づけられていた。
さくら学院の重音部として出発したBABYMETALも、当初は母体であるアイドル・グループから派生した一時的な企画モノに思えた。だが、このユニットは、メタルにこだわり続けることで、現在に至るまでの予想外の発展をみせる。
http://realsound.jp/2016/11/post-10006.html
http://realsound.jp/2016/11/post-10006_2.html
BABYMETALは、メタルに特化して継続的に活動することで国境を乗り越えた。このジャンルには様々なバリエーションがある。とはいえ、たとえ国が違っても、メタルといえばハードなギターとヘヴィなリズムによるこんなサウンドーーといった漠然とした共通認識はある。だから、大御所メタリカをカバーするキッズ・バンドとか、デスメタルのボーカルを真似る幼児などの動画が面白がられ、再生回数を増やしたりする。メタルの荒々しさと子どもの可愛らしさとのイメージのギャップが、広く微笑を誘う。
MOAMETALとYUIMETALは特にそうだが、BABYMETALは年齢よりも幼くみえるユニットだ。「カワイイ」アイドルである彼女たちに対しては、“子ども・ミーツ・メタル”的なミスマッチの面白さが、人々の興味の入口になっていたと思う。だが、実際にみてみると、パフォーマンスの見事さに引きこまれていく。
BABYMETALは昨年、ジューダス・プリーストのボーカルでメタル・ゴッドと称されるロブ・ハルフォードと共演した。彼とSU-METALが並んで歌う光景は、まるでお爺ちゃんと孫みたいだった。その動画から思い出したのが、2009年に少年ギタリスト(当時9歳)の宮澤佑門が、オジー・オズボーンとステージで共演した光景だった。メタルは歌舞伎と似て、「型」を継承する伝統芸能的なところがある。だから、年長世代から技や精神を受け継ぐというドラマ性が、わかりやすく成立する。
YMOも、初期(1979?1980年)の海外ツアーの模様が国内で報道され、逆輸入的に日本での人気を高めたバンドだった。彼らが欧米で話題になったのは、第一にコンピュータを使ったテクノというサウンド・コンセプトが、新鮮だったからだ。当時、シンセサイザーを多用したポップスの波が、米英でも同時多発的に起こりつつあった。テクノが音楽における世界の共通語になり始める時期だったのである。
それだけではない。YMOのメンバーは中国の人民服風の衣裳を着て、メロディにもオリエンタルなフレーズを混ぜるなど、欧米人が思う「まがいもの」の東洋を意図的に演じる戦略性があった。また、彼らのツアーに参加した矢野顕子が数曲、無邪気な幼女のようなアクの強いボーカルで注目される一方、渡辺香津美のフュージョン系ギタリストとしての力量が評価されもした。
これに対し、BABYMETALは、「カワイイ」+メタルというミスマッチの企画モノで始まっている。いわば「まがいもの」でありながら、海外との共通語であるメタルというコンセプトを徹底させることで、独自のポジションを築いた。メタルにアイドルという新たな選択肢を加えたのである。
そして、「メギツネ」のように東洋趣味を織りこんだ曲がありつつ、少女たちが童心を感じさせるパフォーマンスを披露し、神バンドがテクニカルな演奏を繰り広げるという構図だ。「まがいもの」を特異な優れものにする方程式を成立させた点で、BABYMETALはYMOと共通したところがあった。まあ、バラカンは認めないだろうけれど。
ファースト『BABYMETAL』では、「イジメ、ダメ、ゼッタイ」に代表される通り、シリアスとギャグが混在する意味不明なパワーがあった。一方、セカンド『METAL RESISTANCE』では、シリアスとギャグが色分けされ、曲ごとにサウンドの傾向も整理された。メンバーの年齢が上昇したこと、海外への意識が高まったことが、曲が変化した背景にはあるのだろう。だが、SU-METALの凛としたボーカルを中心にして、神バンドの高度な演奏とアイドル的な「カワイイ」を体現したダンスが合体するライブは、相変わらず意味不明な面白さに満ちている。来年の彼女たちは、どのような展開をみせるのだろうか。
■円堂都司昭
文芸・音楽評論家。著書に『エンタメ小説進化論』(講談社)、『ディズニーの隣の風景』(原書房)、『ソーシャル化する音楽』(青土社)など。
なんで、実際に海外で売れたラウドネスにしないんだろうね
メタル、元々はアイドルで共通点があるのにさ
YMOってさほど世界で有名じゃないよ?
「世界で売れた!」という宣伝文句で日本で売っただけで
そこからテキトーに名前をぱくったのは割と有名
元は相撲取りの雷電爲右衛門から雷電
アメリカで勇者ライディーンが流行っているみたいじゃあライディーンにしちゃおう
細野 – YUIMETAL
高橋 – MOAMETAL
歌ってるのはユキヒロだろw
高橋-SU-METAL
坂本-YUIMETAL
細野-MOAMETAL
でねぇ?教授マジ教授
海外のウェブ漁るようになって、確かに言及はあるけども
議論の対象になる程の騒がれ方じゃないし
教授がどんどんアレな方向にいっちゃって興ざめ
BABYMETALは今を生きてるよ
俺は好きで再結成の時も含めてよく観に行ったが、メンバーのやる気を感じたことは一度もないw
国内でも評価されたとこはあるな
YMOとしてはセカンドあたりで終わってたわ。後はネタ化が酷かったし。
引用元:http://hayabusa8.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1478331163/
べビメタもYMOも実力に根差した広義のエンターテインメント性で世界で支持をされた。それでいいじゃない。
※17
まがいものって、コピーとかマネッコとかそういう原因がどうこうっていうレベルの話じゃなくて、「ニセモノ」=「存在の全否定」っていうニュアンス。要は、ベビメタという存在の否定なのよ。
一応「音楽評論家」が、よく聞きもしないで好き嫌いのみでそこまでの言葉をぶつけるから反感買ってるわけ。好き嫌いはあっていいけど、職業的立場を考えたら非常に無責任
まがいもの、の言葉つかいすぎ、大体もとがあって、まねっこだから、まがいものって言われるのだろうけど。ベビーメタルってジャンルを確立していきたいって言ってるのだから、まがいもの、もくそも無いがな。
Babymetalの凄さを理解するのに何か尺度を設けようとしてるみたいだけどBabymetal は規格外だから無駄だよ
YMOなんか出してきてくだらない
バラカンは、ベビーメタルを「まがいもの」呼ばわりしたのに、松田聖子は評価しているという…
これはバラカンがYMOの作品に関与してメンバーと親しかった事、細野氏、坂本氏が松田聖子を大変褒めていた事を理由とする営業トークだ。
仮に、ベビーメタルを「まがいもの」と言うならば
松田聖子、(ある意味天才ではあるが) 彼女こそ
「Fake、まがいもの」の頂点ではないか?
歌声の才能はあるが、
日本のみでしか通用しない芸風だ。
そのことをバラカンがわかっていないはずはない。
なのに営業コメントをして無理やり聖子を擁護
しているのは「音楽評論家失格」であり
これでは永田町の政治屋と変わらない。
当時の馬鹿にならない機材移動費はスポンサーが払ってたんだろ?
ちょっとベビメタとは根本的に違うな
追記
それと海外で売るために必要なのは徹底すること。追求することが大事なのは、歴代のラウドネスやYMOからもわかることだよね。他のアイドルもヘビーメタルをやったが海外には引っかからなかった。結局、中途半端な内輪受けの宴会芸じゃ駄目だっていうことだよ。
ベビメタは、今まで海外進出してきた歴代のアーティストの中で一番成功しているといっていいと思う。まぁこれからが肝心なんだけどね。もう複数枚アルバムだして今回がそれ以上の売り上げを上げられれば世界的アーティストといって良いとおもう。世界ツアーを組める日本の世界的アーティストというのは今まで本当の意味でいなかったのが現実。それに一番近づいたのがベビメタかな。
世界で成功した理由は単純に世界中で音楽を聞いている人が見て聞いてみたら良かったからだし、世界のアーティストと肩を並べられる実力が備わってたからでそれ以外、何があるの?
ピコ太郎でワイワイ言ってる奴らの脳みその構造が自分には良くわからない。そんな奴らを同じ日本人として恥ずかしくなる。
YMOは当時、富士フイルムCMバシバシ出てなかったっけ?
活動のスタイルが違う気がする
Y.M.Oもミカバンドもピチカートも、音楽的すごさとかそういうのを抜きにして、個人的には当時からこういうオサレ系苦手だったなー。聞いててフラストレーションたまるんだよwメタラーってそういう人多いんじゃない?そして、三つ子の魂とやらでいまだに聞いててイラっと来るのは健在w perfumeも正直こっち側。Y.M.Oなら似てるとしたら音楽的にも影響度にしてもベビメタよりperfumeじゃないか?
ともあれ、その分野での海外「評価」はともかくピンで「セールス」としてもモノになったのはたぶんベビメタが初。前座やらアルバムタイアップやらあっちのアーティストと抱き合わせで売ってるような状況だった記憶。でも、それでさえもすごいことだったのよ。一般的な日本人アーティストは相手にもしてもらえない時代だったんだから
YMOは中期の「BGM」「テクノデリック」あたりが一番好きだな。
ピコピコとハデな前期より、アンビエントテクノでシブくなった頃ね。
ある意味あのあたりで終わってたんじゃないかと思う。
ボーカル云々は別にすると※46よか※39の方が確実にしっくりくる。
あとベビメタはYMOよりミカバンドの方が近くね?
YMOは確かにある意味ではBABYMETALに似てるかも
でもYMOは結局、国内回帰でベストテン出たり、君に胸キュンみたいな
歌謡曲路線になったり迷走した感が強い
BABYMETALはそうなって欲しくないなぁ
YMOはテクノやEDMのジャンルに大きな影響を与えていると思うが
その辺のスゴさを知らない日本人が多くてさびしい。
日本より海外の評価が高い点はBEBYMETAL以上だと思う。
「BABYMETALは昨年・・・ロブ・ハルフォードと共演した」だって?
ロブ氏とのコラボは今年だろ。まだ3か月しか経ってないぞ、大丈夫かよ?
俺は30だけどバラカンもYMOも知らん
バカランの「まがい物」発言は、未成年の子供に対する単なる「誹謗中傷」。ギミックや、奇抜なもの、面白いもの、といった意味での「まがい物」ではなく、単に、子供たちを傷つけるために使われた言葉じゃん。そもそも、あのおっさんは、べビメタに関わる人間を「日本の恥」と言って侮辱しただけで、肝心の音楽評論は一切していない。音楽の批評なら幾らでも聞くし、BMが嫌いでも一向に構わんもんね。そんなのメイトなら慣れっこだしw
海外のフェスに出る等、その他のアイドルとは全く異なる活動をしているところがハンパない